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 2000年9月5日   宮指路岳 946m 仙ガ岳 961m    晴れ 

        

 大石橋-ヤケギ谷-宮指路岳-小社峠-仙ガ岳- 仙ガ谷-大石橋

     

  5:25     大石橋

  7:45     東海展望

  8:17     宮指路岳

  〜8:33

  9:56     小社峠

 10:19     仙ガ岳西峰

 10:32     仙ガ岳東峰

 10:41     仙の石

  〜11:05

 11:42     小社峠

 12:32     林道終点

 12:58     大石橋

      

       

 5時25分大石橋に到着。登山靴に履き替え準備体操。大石橋を渡ると50m右に宮指路岳への指導標が。登山口からいきなり急登だが、すぐに杉林となりしばらくいくとと沢に出る。沢を左岸に渡り沢沿いに道を行く。快適な道だが踏み跡は狭く、沢に落ちないように注意。30分ほどでヤケギ谷コースと小岐峠コースの分岐に出た、沢沿いに行きたいのでヤケギ谷を行く事にする。分岐からしばらくは、沢を左に見ながらの緩い登りで、せせらぎが心地いい。渓流シューズを持ってくれば沢の中を歩けたのに残念だ。途中、沢から別れ山腹に入る。山腹を巻く道は所々急な登りとなるが尾根に出ると展望が開け疲れを感じさせない。再び沢に合流し、しばらくして右岸に渡り尾根に向かう。7時45分、東海展望着、小休止。南に開けたここからの展望は、左に野登山と正面の仙ガ岳から右にいくつもピークが続き宮指路岳いたる山容が一望できる。それにしても美しい眺望だ。仙ガ岳はシンメトリックな双子峰で形がいいし、その向こうにかすんで見える山並みはどこなんだろうか。野登山の向こうには伊勢平野が広がっている。快晴ならば伊勢湾まで見渡せることだろう。地図とコンパスで山の名前と現在地の確認の練習をしてみる。ひょっとして一番右に見えたのは宮指路岳ではなくもうひとつ手前のピークなのかもしれない。これから宮指路岳から仙ガ岳まで、あの連なる峰を縦走するのかと思うと心がおどる。宮指路岳左に見える迫力のあるガレ場が犬返しの険と呼ばれる所だろうか。距離もそうとうありそうだが、かなりのアップダウンを繰り返すことになるだろう。本当にあそこまで行けるだろうか?

     

 8時17分宮指路岳頂上。反対方向の小岐須峠方面を少し偵察してから8時33分、小社峠、仙ガ岳に向かう。いよいよ縦走だ。しばらく雑木林下るとすぐに展望が開け、目の前にいきなりガレ場と尾根に巨石を連ねた岩場が迫ってくる。犬返しの険だ。だが犬返しの険に取りつく前にガレた急斜面を下らなければならない。慎重に下るが一歩下るごとに足元からガラガラと石が崩れ落ちていく。なんとか下ると次は砂ザレ状態のガレ場の上部をトラーバースしてようやく犬返しの険に取りつく。岩場は予想した通り風化がひどく、黒ずんだ花崗岩は、足をかけるはなからミシミシ亀裂が走り危険な状態だ。慎重に岩を選んで乗り越していく。岩場のアップダウンのあと、犬返しの険の最後はザレ場の下り急斜面だ。体を左斜めにして不格好なグリセード?で、つんのめりながら滑り降りる。これは結構快感で降りた後もう一回やってみるかと思ったが、見上げて見てやめにした。この後やせた尾根のアップダウンを何度も繰り返し、9時56分ようやく小社峠。峠といっても木立におおわれ指導標がなければ峠とは分からない。またアップダウンのあと、いよいよ仙ガ岳に取りつく。所々の急斜面をこなし、時折頭上までも覆う笹薮を漕ぎわけていくと、突然展望が開け低い笹道に変わった。仙ガ岳東峰を見ながら頂上をめざす。

        

 10時19分仙ガ岳西峰頂上。頂上は狭くこじんまりとしているが、展望は最高だ。縦走してきた宮指路岳からの尾根、そして宮指路岳の向こうには鎌ガ岳、御在所、雨乞岳さらに綿向山まで一望することが出来る。10時32分仙ガ岳東峰。10時41分最終目的地、仙の石に到着。登頂開始から4時間54分。仙の石は地面に垂直に起立したひし形の巨石で周囲の感じは、ちょうど御在所中道のオバレ石の広場に似ている。展望は南から西に開け野登山がまじかに見える。11時10分、下山開始。仙ガ岳東峰、西峰を引き返し11時42分小社峠。ここから仙ガ谷から林道に出て大石橋へ下ることにする。踏み後は狭く所々小枝がはりだして少し荒れているが傾斜は緩い。12時1分、仙ガ谷の源流部らしき場所に出る。10分間の小休止。高速下山モードで沢を右岸、左岸と徒渉しながら12時32分林道終点地に。未舗装の林道を下るが大石橋まで距離は結構ありそうだ。途中、杉の植林地を通過するが整然と視界を覆い尽くす美しい杉の森は、一瞬別世界に迷い込んだような幻想にかられる。12時58分大石橋に帰着。7時間30分以上の長時間登山となったが、今までで最高に満足のゆく山行きとなった。あとは温泉に入って記念すべき10回目の山行きをひとり冷たいビールで祝杯をあげるだけだ。

    

       

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