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2000年9月15日 鎌ガ岳 1161m 御在所 1212m くもり時々霧
一の谷茶屋 − 三滝川− 三つ口谷 − 鎌ガ岳 − 武平峠 − 御在所 − 新一の谷新道 − 一の谷茶屋
8:45 三つ口谷出合 9:45 三つ口谷の大滝 10:41 三つ口谷源流部 11:20 県境尾根合流 11:38 鎌ガ岳 12:15 武平峠 13:01 御在所山上公園 〜13:15 14:34 一の谷新道登山口 14:41 一の谷茶屋
沢に入るとすぐに3m位の滝に出るが水量はかなりのものだ。右から直登して上に出る。ガイドブックには水量の少ない沢と書いてあったが、実際には沢というよりは立派な渓流で小さな滝がいくつも連続している。渓流シューズを履いているので小さな滝は、そのまま直登する。シャワークライミング気分で爽快だ。今日は沢登に備えてザックの中身はすべて細かく分けてビニール袋に入れて密閉してあるしカメラも防水パックに入れて携帯しているので濡れても全然気にならない。それにしても、ここまできて靄に隠れて山がひとつも見えないというのはどういうことだろう。10mほどの滝を高巻きして沢に下りる途中、二股の分岐があり右一般コース、左滝コースの指導標。当然左の沢に下りる。とうとう小雨が降り出した。9:45 三つ口谷の大滝 。この滝は12mほどだが水量が多くなかなかの迫力だ。直登は無理なので滝直下の岩場を転落しないよう慎重に水しぶきを浴びながら右に横切る。さらに慎重に岩壁をよじ登り木の根にとりつきながら高巻く。見下ろすと飛沫をあげる滝が靄に霞んでいる。滝の上部に下りる。風が吹き出し、霧が谷に流れはじめる。ガイドブックによればここから先は伏流になるはずだが、沢は依然として水量があり渓流の様相を呈している。しばらく行くと大きな木が沢をふさぐように倒れていて、乗り越えると右手奥の斜面が大きく崩れていて生々しい。 10:22 8mほどの滝を高巻きにして下ると右尾根コース(一般)左沢コース(危険)の指導標。沢に下りて直登を続ける。雨は上がったが風が強くなり霧もだんだん濃くなってきた。視界は20mくらいか。風で木の枝が激しく揺れてざわめいている。水流は多少弱まったが、まだまだ流れはしっかりしている。この沢はどこまで続くのだろう。晴れていれば鎌ガ岳の頂上を望みながらの沢登を楽しめたことだろうに。源流部を詰め切る前に右から登山道に出て武平峠からの尾根道に合流しなければならない。注意深く右手に踏み跡を探しながら沢を詰めるが霧で見通しがきかない。しかし谷は確実に狭まっている。 10:41 沢は突然伏流となりレンガ色をしたガレた急斜面に突き出た。やれやれ失敗したみたいだ。このままガレ場を直登して尾根道を目指すか、沢を下って巻道を探すか。ガレ場の直登も危険だが沢を下るのも楽ではない。じっとしていると濡れた体に風があたってけっこう寒い。登山靴に履き替えガレ場を登ることにする。視界が悪くガレ場の上部の状態はまったく視認することができない。巻道は右からきてるはずだから、ガレ場を右にトラバースできればなんとか巻道に合流できるだろう。それにこれだけ谷を詰めたのだから尾根道までそれほど距離はないはずだ。それにしても新品の靴でいきなり濡れたガレ場の急斜面を直登することになるとは思わなかった。慎重に一歩づつガレ場を右にトラバースぎみに登る。霧のせいで下が見えないので滑落の恐怖感はないが、上から突然落石がありそうな感じで、足もとより、ついつい上の方に目がいってしまう。11:20、武平峠からの県境尾根に合流。
11:38 鎌ガ岳頂上。5、6人の人が休憩していたが霧で展望はまったくない。そのまま鎌尾根の方に向かうが相変わらず視界も悪いし風も強いのですぐに引き返し、武平峠に向かう。武平峠までの尾根道は幅も広く歩きやすいが展望がきかないのが残念だ。それに風は、相変わらず強い。12:15 武平峠着。武平峠から雨乞岳へ少し偵察してみる予定だったが、すでに12時を過ぎてしまったので真っ直ぐ御在所に向かうことにする。指導標には御在所まで1時間5分と書いてある。早くビールが飲みたい。13:01山上レストラン着。が、何と山上レストランは休業でシャッターが降りている。自販機のビールも飲めない。ガッカリだ。強風でロープウェイが止まってるのだろう。ここも雨が降ったみたいで、いつもの休憩場のイスもテーブルも濡れている。それでも何組かのグループがお弁当を食べていた。休憩所の空いたイスにザックをおろし昼食。なんだか座る気になれないので立ったままおにぎりを食べる。そういえば今日は、靴を履き替えた時以外は一度も腰をおろしてない。帰りは一の谷新道にしよう。13:15 、下山開始。一の谷新道は上部の連続する急斜面さえクリアすれば、後はそれほどの難所はない。14:34 一の谷新道登山口。14:41 一の谷茶屋帰着。靄に包まれっぱなしの山行きでした。
写真 上 三つ口谷 下 三つ口谷出合いの大堰堤 |