2000年11月5日 三池岳 971m・釈迦ガ岳 1092m 晴れのちくもり
小峠 − 石榑峠 − 県境尾根 − 三池岳 − 県境尾根 − 釈迦ガ岳 往復
7:48 小峠駐車場
8:02 石榑峠
9:10 大ガレ
9:32 三池岳
〜 9:55
10:07 八風峠
10:21 中峠
11:17 釈迦ガ岳
〜 11:40
12:27 中峠
12:40 八風峠
12:51 三池岳
〜 13:07
14:26 石榑峠
14:44 小峠
東名阪桑名インターから国道421号で石くれ峠に向かう。天気は晴れ。宇賀渓を越し小峠の駐車場に車を止める。ここから石くれ峠までは車幅2m以上の車は通行できない。僕の車は通行可能だがここから歩くことにする。今日の目標は石くれ峠から釈迦ガ岳までの県境尾根の往復縦走だ。ただ午後の天気と三池までの道程に不安があるので、行けるだけ行って11時の時点で折り返すことにする。7:48出発。15分で石くれ峠に。峠からは見渡す限りの紅葉が美しい。峠のすぐ北に竜ガ岳の登山口があり、ここから山頂までは真っ直ぐ見通すことができる。石くれ峠には指導標が何もなく三池岳への登山口らしき所もなくてとまどったが、とりあえず峠南側にある電波塔まで行ってみることにする。電波塔南側の笹やぶに踏跡がありここから取りつく。10分ほど行くと遭難碑があった。同姓の男女の名前が刻まれている。夫婦なのか、父娘なのか。踏跡はこのあたりから薄くなり、だんだん笹も深くなってくる。ピークをいくつか乗り越しアセビの群生帯を過ぎると踏跡はいっそう不明瞭となる。この樹林帯を抜けると笹はさらに密生して背丈ほどとなりだんだんうんざりしてくる。踏跡は切れこんだ三重県側の尾根づたいに続いているため、うかつに踏み外すと転落しかねない。笹は踏跡の上を谷に向かって覆い被さるように密生しているため体で反対側に押し返すようにして前進する。所々踏跡が崩れているため突然足元の笹が突き抜いバランスを崩して何度かヒヤリとさせられる。その上、踏跡は何個所かで急角度で振れているため猛進して突然笹やぶを突き抜けて視界が開けたと思うと崖っプチでドッキリということが2、3度あった。ひどい所だと急降下地点で踏跡が直角に振れていたりするので要注意だ。まるであちこちにトラップが仕掛けられているような悪路で嫌気がさしてくる。こんな所でガスに巻かれたり雨に降られたら大変だ。今日の天気予報では午後から崩れることになっている。早いところ釈迦まで行って引返してくるのが正解だ。自然早足となるが膝も痛み出す。大ガレを抜けしばらく行くと360度展望の開けた小高いピークに出た。
9時32分、三池岳だ。滋賀県側の眺望は、紅葉が絨毯をしいたようにカール状にひろがっていて離れがたいほどの絶景だ。コーヒーで休憩、釈迦はまだ遠い。9時55分、ザレ場を下って笹をこぎながら15分ほどで八風峠に。祠と鳥居があり静かなところだ。さらに15分ほどささをこいで中峠に、再び背丈ほどの笹やぶに突入して釈迦ガ岳に向かう。あいかわらず笹は強烈だが三池までに比べれば踏跡もはっきりしていて楽なものだ。タイムアップも迫りさらにピッチを上げる。途中の大ガレを過ぎるとやっと笹もとぎれはじめ尾根も樹林帯となる。ようやく釈迦への取りつきというところでタイムアップ。11時だ。しかし釈迦の頂上を目前にして引返せるわけもなく一気に頂上を目指す。11時17分釈迦ガ岳頂上。釈迦の頂上は樹木に囲まれ展望は三重県側に開け眼下に伊勢平野が広がっている。コンビニのおにぎりで昼食。11時40分、下山開始。中峠手前の大ガレ源流部で湧き水を飲む。山で天然水を飲んだのは初めてだったが、予想外に美味しかった。このガレからは中峠、八風峠、三池岳までのくねくねした縦走路を見渡すことができる。12時51分、三池岳。コーヒーで一息入れて石くれ峠を目指す。アップダウンを繰り返し、ピークに出ると遠くに電波塔が見えてくる。それにしてもこの石くれ峠から三池岳の縦走路にはうんざりさせられる。2時26分電波塔のゲートを越えて石くれ峠に到着。紅葉見物で渋滞する乗用車の列を脇目に国道421号を小峠に下る。車を小峠に置いてきたのは正解だったが舗装された固い路面は膝にこたえる。2時44分、小峠駐車場帰着。悪路に難渋はしたが予想以上に早めの帰還となった。帰宅してから地図に踏路をマーキングするのが楽しみだ。
写真
上 石榑峠〜三池岳の県境尾根 中 三池岳山頂 下 三池岳〜八風峠の稜線