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 2001年12月2・3日   八ヶ岳北横岳 2480m  晴れ        同行1名         

         

     

 12月2日  八ヶ岳北横岳 

    

 11:00    ロープウェイ山麓駅

 11:07    ロープウェイ山頂駅 坪庭

 11:55    北横岳ヒュッテ

 12:05    北横岳三角点

 12:10    北横岳北峰

   〜12:30

 12:35    北横岳三角点

 12:45     北横岳ヒュッテ

   〜13:00 

 13:30    ロープウェイ山頂駅

       

     

写真 北横岳ヒュッテ

     

                 

 出張ついでに初冬の北八ヶ岳に速攻アタック。ということでロープウェイを使って北横岳に。諏訪ICからメルヘン街道経由でピラタス横岳ロープウェイへ。日曜日だというのにメルヘン街道はペンションもレストランもそば屋さんもほとんど休業していて閑散としている。ロープウェイの駐車場もガラすき。ロープウェイも明日から2、3日点検休業だとか。ロープウェイは標高1771mから2237mの頂上駅まで、標高差466m全長2137mを7分で運行している。運行間隔は20分。山麓駅の掲示板には只今山頂の気温−6℃風速15mと表示されている。ゴンドラから八ヶ岳連峰、南アルプス、中央アルプスを眺めながら山頂駅に。残念ながら北アルプス方向は曇っていて、ほとんど見えない。山頂駅つくと目の前に「坪庭」と呼ばれる溶岩台地の自然庭園が。ゴツゴツした溶岩をハイマツがおおい、右手には白く立ち枯れた樹林が印象的な縞枯山。冷たい強い風にさらされながら坪庭の周回路を左周りして5分ほどで北横岳の分岐に。下から見た感じでは雪は期待できなかったが、分岐から縞枯れの樹林帯に入ると風は止み20センチ位の積雪。所々一旦解けた雪が凍結していて滑りやすい。下りはアイゼンだな。三ツ岳の分岐を過ぎるとすぐに北横岳ヒュッテに。雪道を10分ほど急登して、北横岳の三角点に。

 頂上に出たとたん、強い風が吹きつけてくる。展望は360度。南八ヶ岳の山々の山頂部は薄らと白く、赤岳、天狗岳の山頂部は雲に被われている。北岳、甲斐駒、仙丈岳の南アルプスの山々も見える。守屋山の後ろの大きな灰色のシルエットが中央アルプスか。やはり北アルプス、御岳、乗鞍は雲に隠されて見えない。まじかに見える蓼科山は諏訪富士と呼ばれるだけあって均整のとれた山容が美しい。霧ヶ峰から車山もくっきり見える。三角点の南峰から150mほど北にたどりの北峰に。笹寿司を食べる。手がかじかんで笹がむきにくい。風が強いので、早々に引き返す。南峰で軽アイゼンを装着。北横岳ヒュッテから七つ池方面に一旦下ってみたが、二つ池から先は通行禁止で引き返す。三ツ岳の分岐を過ぎたところで、中年の男女混成グループを追いこす。おばちゃんたちが凍った下りに苦戦してるみたいだ。引率のリーダーも大変ですね。三ツ岳の分岐から坪庭までは雪とアイスのミックス。氷をばりばりアイゼンで砕く感触が心地いい。北横岳ヒュッテから25分ほどで坪庭の周回路に合流。山頂駅まで右に行けば5分ほどだが、一方通行のため左回りで10分ほどかかって山頂駅に帰着。山頂駅の売店で、地ビール。「蓼科高原ビール」。銀河高原ビールより美味しいぞ。上り55分、下り40分。新品の靴の足慣らしにもちょうどよかったし、短時間ながら冬山気分もちょっぴり味わえて楽しかった。それにしてもガイドブックには、このコースは冬でもアイゼンなしで楽しめるとあるけど、ちょつと疑問だ。ハイキング程度とはいえ、2500m近い高山である。緩斜面でも凍結すればアイゼンは当然必要になる。西天狗岳の紹介部分でもピッケルがあればアイゼンは要らないと記述されている。初心者ほどガイドブックを妄信してしまう、ちょっと考えて記述してもらいたいものだ。

       

写真  上  横岳南尾根から三ツ岳   下  横岳北峰 背景は南八ヶ岳

   

          

 12月3日  ついでに車山 1925m

         

 午後から車山に。下諏訪からいずみ湖を経由する林道でビーナスラインに合流。車山肩の駐車場に車を置く。今日も風が強い。肩から北に車山湿原が広がっている。レンゲツツジ、ニッコウキスゲ、マツムシソウの大群生地も花は何も咲いていない。見渡す限りの笹原だ。肩から南にせり上がる山頂台地には笹原に切り通しの遊歩道が山腹をなぞるように続いている。上空をハイタカ?が強い風に向かい翼を広げたまま一点に静止している。まるでタカが風を操っているみたいだ。30分程で真ん丸なレーダーのある山頂広場に。

 すぐ南東に蓼科山。その麓に白樺湖。南に八ヶ岳連峰が連なり、編笠山の長くうつくしい稜線がすらりと茅野の遥か南に線を引くように落ちている。晴れていれば、あのすそ野に富士山を望めたはずなのに。北アルプスも御岳も浅間山も見えない。北、南、中央アルプス、八ヶ岳連峰そして富士山、360度大パノラマの展望台もくもり空では、いたしかたない。それでも昨日上った北横岳から眺めた車山を、今日反対側から眺め直すというのもなかなか気分がいい。茶臼山から南の八ヶ岳の峰々の頂きは暗い雲に被われている。きっと雪だろう。雲の切れ間から差し込む日の光の帯の陰影が美しい。天使のカーテン?。気がつくと車山の上空にも薄暗い雲が。山頂から肩まで遊歩道をショートカットして最短コースを急いで下る。登山というには程遠いが、誰にも会うこともなく車山を一人占めできてちょっぴり満足。二日続きのミニラッシュアタックというのも、たまにはいいものだ。翌日名古屋への帰路、諏訪SAから東を眺めると八ヶ岳も車山も白く衣替えをしていた。あーあっ、2、3日、日程がずれてたらもう少し冬山が楽しめたのに。

    

     

          

写真  上  車山肩から山頂レーダー   下  車山山頂東端 背景は蓼科山

    

      

おまけ

   

いずみ湖近くの山林で見つけた地上15mのスズメバチの巣

はじめは鳥の巣かと思ったが、双眼鏡で観察すると立派な縞模様の入ったスズメバチの巣だった。

スズメバチの巣は諏訪地方では邪気を払う魔よけなのだそうだ。

      

車山上空のハイタカ?

    

12月4日午後 諏訪SAからの八ヶ岳、前夜の降雪で一気に冬化粧に。

       

     

中央道伊那IC北2Km地点からの南アルプス。中央に甲斐駒ヶ岳。

      

    

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