朝から仕事で今日も出遅れ、時山バンガロー村に着いたのは7時半過ぎ。烏帽子岳との縦走路から三国岳を目指すにはカネツリ谷道からという手もあるが、いきなりの急登を嫌って、今日はバンガロー村からアプローチすることに。だが鉄塔巡視路7割という、この新しい烏帽子岳への登山道も取つきからいきなりの急登だった。ぜーぜー息を吐きながら20分ほどで最初の鉄塔に。このあたりから雪がついている。さらに急登し、途中で右に山腹をトラバースして尾根を乗り換え、烏帽子岳北尾根のカネツリ道に合流、10分ほどで三国岳の縦走路分岐に。
白い霊仙を北に眺めながらの縦走路は、痩せ尾根のアップダウンが続き変化があって楽しい。積雪は30cm位だろうか、誰のトレースもついていない。三国岳の前衛ピークを乗越すと二次林が広がる平坦なコバに出る。小さな池もあったはずだが一面の雪に埋もれてしまっているみたいだ。静かで雰囲気がいい。コバから尾根は南に向きを変え三国岳北斜面への取りつきとなる。アイゼンを装着しストックをピッケルに替える。雪は膝まで深まりピッケルもざっくり埋まる。スラブを右から巻き岩場の上部に上がると北から東に視界が開けた見晴台に。白い伊吹山の向こうに御岳が見える。もっと晴れていれば北アルプスまで見とうせるはずだが、ちょっと残念。でも、ここは僕の大好きな場所だ。ザックを降ろし大休止、目的地はすぐそこだ、今日はのんびり行こう。まずはコーヒー。自画撮り遊びをしてからホットウイスキー。お気に入りの雪の展望台を一人占めにして飲むコーヒーもウイスキーも最高に美味しい。急登は見晴台までで、ここはからは緩やかな樹林帯になる。樹氷に覆われた見渡す限りの銀世界、酔いもまわっていい気持ち。頂上直下の北尾根の阿蘇谷道に合流し三国岳の山頂に。雪は北斜面より少なく、琵琶湖も霞んでいる。南の最高点に向かうが、雪はすでに湿っぽい。最高点からすぐに引き返し、山頂から少し北斜面に下りお昼ご飯。食前にホットウイスキー。それから生めんの味噌に込みうどん。やっぱり名古屋人だったりして。ねぎ、シイタケ、マイタケをいっぱい入れて、雪を溶かした水で煮込んだ味噌煮込みは最高。そういえば今日はイブだ。樹氷のツリーに囲まれて、一人で味噌煮込みというのもオシャレかもしれないな。
帰路は阿蘇谷道から下山。五僧の分岐までは雪がしっかり踏み固められて登山道はちょっとしたトレール状態。昨日あたり団体山行があたのかも。ダイラは雪がまだらで、ちょっとガッカリ。ダイラからは沢つたいに下り、2時前に時山バンガロー村に帰着。烏帽子岳から三国岳の縦走路は人の気配もなく真っさらな雪と静寂な雰囲気に心も白く静かに癒された。時間的には物足りないけど、冬の山行きはこれ位がいいのかもしれない。帰り道、山口から白船峠に至る木和田尾取つきの鉄塔巡視路を偵察。次は木和田尾から御池のテーブルランドにチャレンジするつもりだ。