2001年3月12日 水晶岳 954m 猫岳 1058m 釈迦ガ岳 1092m 晴れ
朝明ヒュッテ − 根ノ平峠 − 水晶岳 − 羽鳥峰 − 猫岳 − 釈迦ガ岳 − 松尾尾根 −
朝明ヒュッテ
7:45 朝明ヒュッテ
8:55 根ノ平峠
9:29 水晶岳
〜 10:10
10:36 中峠
10:54 金山
11:25 羽鳥峰
〜 11:35
13:00 猫岳
13:55 釈迦ガ岳
〜 14:15
16:08 松尾尾根登山口
16:29 朝明ヒュッテ
7:25、朝明着。駐車場には先着のワゴン車が一台。身支度していると大きな洋犬が一匹寄ってきた。お腹がすいてるのか、ちょっと情けない顔をしている。あんパンと非常食用のカロリーメイトをやったらあっという間に食べてしまった。野良犬には見えない。多分、ここまで連れてこられて捨てられたのだろう。山で動物に食べ物を与えるのはルール違反だけど、元ペットの場合はしかたないか。こういう捨て犬が「ニホンオオカミ発見騒動」を起こすのかもしれないな。7:45、ワンちゃんに見送られて出発。伊勢谷に入いり雪面のトレースをたどり根ノ平峠へ。伊勢谷は勾配も緩やかで明るく歩きやすい。
8:55、根ノ平峠。県境稜線を北に向かう。30分ほどで水晶岳の分岐に。9:25、分岐からはわずか5分で水晶岳に。まだ雪化粧のイブネ、雨乞岳の山容がすばらしい。ここから見る釈迦ガ岳は、まだだいぶ遠い。雪を掘ってコッヘルとストーブをセットする。こじんまりとした雪の山頂で、360度の展望を一人占めにしてアツアツの雑炊を食べる。10:54、金山通過。11:25、羽鳥峰。陽当たりのいいザレピークのせいか、ここだけ雪が溶けている。ピークの頂上でコーヒーブレイク。朝明への林道コース分岐を過ぎるとトレースは無くなった。猫岳南部のコルは雪原がカール状に広がっていて、いい雰囲気だ。どこにラッセル跡をつけてやろうかと思うと、わくわくしてくる。13:00、猫岳。山頂一帯の樹氷が美しい。樹氷に囲まれて自分が一人この場所にいるのが不思議に思えてくる。釈迦はもうまじかだ。雪はだんだん深まり、段差のある急斜面では腰まで雪に埋もれてしまう。3月なのにこれほど雪が残っているとは。
13:55、釈迦ガ岳頂上。羽鳥峰から2時間20分、予想外に時間を費やしてしまった。時間が読めないのが雪山の怖さかも。雪の山頂から下界を俯瞰する。平日に遠くから自分の住む都市を遥かに眺め、今ごろせかせか働いているだろう友人たちのことを思うと、自分だけとても幸せな気分になれる。ちょっと性格に問題あるかも。熱燗をいっぱい。あー、やっぱりいい気分。松尾尾根から下山することにする。大崩れの大陰ガレ真上の痩せ道は、なかなかスリルがあっていい。こわごわ覗き込むと今も崩壊を続けるな大ガレの生々しさに圧倒される。16:08、松尾尾根登山口。舗装道路を朝明の駐車場に向かう。このアスファルトの道がかなりきつい。16:29、朝明駐車場。ワンちゃんが出迎えてくれた。今日、山で出会ったのはこのワンちゃんだけ。出迎えのお礼にコーンフレークをあげた。今日は3月中旬にもかかわらず、しっかり雪山が楽しめた。初シーズンの雪山も多分、これで終わりだろう。もっと冬のうちに行っとけばよかったかな。さっ、温泉でビール。ワンちゃんバイバイ、元気でね。
写真 上 猫岳の樹氷 中 釈迦ガ岳の大ガレ 下 釈迦ガ岳の雪屁