2001年4月22日 鬼ガ牙 488m 晴れ
安楽・船石林道分岐 - 鬼ガ牙北峰 - 鬼ガ牙南峰 - 三つ淵 - 安楽・船石林道分岐
8:05 安楽・船石林道分岐
8:41 展望台
9:00 鬼ガ牙北峰
9:05
〜9:30 鬼ガ牙南峰
10:05 三つ淵
10:20 太閤腰掛石
10:40 安楽・船石林道分岐
安楽峠に行く度、いつも気になっていたのがこの鬼ガ牙だ。巨岩を連ね、切り立った岩壁をむきだしにした鋭峰は、見るからに登攀意欲をそそられる。306号から石水渓に入り安楽林道と船石林道の三叉路を過ぎた所で駐車。東海自然道の安楽越2.7Kmバス停石水渓3.2Kmの標識のある地点だ。8:05、出発。船石林道を1、2分歩き最初の橋の手前右手が登山口となる。雑木林の山道に入ると、いきなり踏跡が交錯して一瞬とまどうが、赤テープを忠実にたどり、尾根に上がる。30分程尾根をたどると、四周に展望の開けたザレた岩場のピークに出た。御所平から仙ガ岳、野登山が見通おせる。目指す鬼ガ牙は、南東方向に意外と近くに見える。山腹を急降下し、倒木に印された鬼ガ牙方向への矢印標識に従い右に曲る。固定ロープで岩場を乗り越し、ザレたキレットを抜ける。岩の割れ目から小さな鳥が飛び出す。岩の穴を巣にしているみたいだ。一旦鞍部に下りてから急登。9:00、鬼ガ牙北峰。山頂は何本もの松に遮られ展望は悪い。尾根沿いに南峰に移動。
大岩に立つと仙ガ岳、野登山の山容が大きく映り、麓の茶畑、坂本集落から伊勢湾まで遠望できる。鋭い岩峰の山頂と岩の間に松の木を配した鬼ガ牙の東峰には、南画を切り抜いたような偉風さえ感じさせられる。ザックを降ろし、大岩の上に寝っころがってビールを飲む。日射しが頬に暖かい。帰路は南の尾根から三つ淵に降りる。南峰から砂ザレの尾根道を滑りながら急降下し、岩の多いやせ尾根から沢の出合に。一旦、山道に入り固定ロープで岩壁をへつり細い道を下り谷の上部に出る。山腹の軟弱な細い道を下るが不安定で緊張する。スリップするとそのまま谷底まで転落しそうだ。崩壊箇所を固定ロープでへつり、なんとか谷を下りきる。10:05、三つ淵口。時間があるので、東海自然道を石水渓のバス停方向に少し下り、安楽川の渓流に降り三つ淵まで沢を遡行してみる。途中、太閤腰掛石の標識があったが、周りにそれらしい石はみあたらない。アマゴの稚魚でも放流されているのか小さな魚が清流の中を泳ぎまわっている。大きな石をいくつも乗り越え、左右に徒渉を繰り返し、三つ淵に。三段の深い淵が、いっぱいに澄んだ水を碧色たたえ、なんともいい雰囲気だ。10:40、誰に出合うこともなく、船石林道の駐車地に帰着。鬼ガ牙は低山ながら好展望とバリエーションルートで、十分に登山者を楽しませてくれる山だ。時間の限られた時の山行きにはお勧めかも。
写真 上 安楽川から望む鬼ガ牙 下 三つ淵
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