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 2001年7月20日  御在所1212m 鎌ガ岳 1161m   くもり

 

 表道登山口 - 東多古知谷 - 御在所 - 鎌ガ岳 - 三ツ口谷 - 三ツ口谷出合 - 表道登山口

          

  8:45     御在所表道登山口        

  9:20     百間滝

  〜9:30

 10:10     本流・東涸沢分岐

 10:50     表道合流

 11:00     山上レストラン

  〜11:40

 11:51     御在所三角点

 12:25     武平峠

   〜12:45

 13:25     鎌ガ岳

   〜13:50

 15:05     三ツ口谷出合

 15:15     御在所表道登山口           

                              写真  百間滝

            

 スカイラインの御在所表道登山口から堰堤の裏に降り、東多古知谷に入る。一般ルートでない谷の遡行は今日が初めて。念のためヘルメットを着用しロープも携帯。初めてのバリエーションルートで、かなり不安だったが、一旦谷に下りてしてしまうと気が引き締まりワクワクしてくる。ともかく今日は無理をせず慎重に行こう。最初の7mの滝を左の壁をへつって上に出るが半分泥壁で足場が脆い。上に出ると廊下となり次は3mの滝。滝に寄りかかったつるつるの倒木をよじ登ってクリア。出だしから気が抜けない。小さな滝がいくつか続き20mの滝に出る。傾斜が若干ありカドも多く直登できそうだったが右から巻く。滝や岩壁の直登は見ためより厳しいと思っておいた方が間違いない。

    

 巻き道から谷に下りると眼前に4、50mの大滝。これが百間滝か。水量が少なく岩壁を幾筋か水がつたっている程度だが断崖絶壁といった感じで大迫力だ。滝の真下からは上が見えないほどの高さで、写真に全景が収まらない。到底、直登は無理なので右から高巻き。踏跡らしきルートはあるが、凄い急斜面で木の枝にぶら下がるようにしてよじ登る。ミスると谷底まで持っていかれる。

 百間滝の上部は明るく開け、平坦で幅の広い、長い滑床が100mほど続き気分は最高。ちょっと昼寝でもして行きたい位いい感じだ。谷をふさぐ大岩を乗り越え6、7mの滝を数本過ぎると20mの滑滝に。直登して上に出た所で谷は二俣に分かれる。どちらの谷も急峻だ。ちょっと迷ったが左の谷に取付く。

       

 身長以上の小滝が階段状に連続しなかなか厄介だ。谷が急峻なため、足を滑らせると出合いまで転落してしまいそうで緊張する。三点支持を守って慎重に遡行するが、フリクションを使う時は心臓がドキドキしてしまう。足が短いのが恨めしい。廊下を抜けると谷は緩やかな苔むしたゴーロ状となり、しばらく行ったところで表道に合流した。

     

 山上レストランでビールを飲み渓流シューズから登山靴に履き替え武平峠に下る。ちょうど武平峠の案内板の前で、鎌ガ岳から下って来たおじさんに出合った。「谷ですか」。「多古知谷です」。「西多古知?」。「東多古知です。西多古知に行かれたことあるのですか?」・・・・・。二人とも座り込んで地図を広げる。おじさんは現役?のころ、西多古知谷を遡行したことがあるとのこと。取付くとすぐ大滝があって、仲間と30mザイル3ピッチで直登したそうだ。左岸から巻くこともでき、滝より上は難しい所はないから一人でも行けるよと言われた。それからお薦めの谷コースをいろいろ教えていただいた。貴重な情報だ。「今が一番楽しいころだろうけど、気をつけてね。」そう言っておじさんはスカイラインへ下っていった。おじさんありがとう。

 武平峠から40分で鎌ガ岳の山頂に。ひと休みして三ツ口谷を下る。沢に入ったとたん苔に滑ってひっくり返った。痛ーっ、右手を20センチも擦りむいた。渓流シューズに履き替え沢芯をのんびり下る。三ツ口の大滝の落ち口に出たところで左岸の巻き道に入り滝下に降り沢に戻る。お天気続きのせいか水は少なく、一番深い釜でも腰までしかない。それでも水に入ると冷んやりして気持ちいい。時折魚がものすごいスピードで流れに逆らって泳いでいく。一瞬影が見えるだけだ。三ツ口谷の出合いから東多古知谷をスカイラインまでリバースして表道登山口に無事帰着。東多古知谷はちょっと苦戦したけど、今の僕のレベルでは仕方ないか。でもトレースできただけで大満足。夏は谷の遡行が涼しくて最高。温泉が傷口にしみる。やっぱり山は安全が第一です。

                     

写真    上  東多古知谷取付き7mの滝   

      中  百間滝上部の滑床

      下  東多古知谷二俣手前の20mの滝

   

        

            

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